特設:学校設定科目「現代史」

東京オリンピック閉会式 選手たちは思い思いに入場し、国境なき世界をイメージさせた。
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特設:学校設定科目「現代史」

ある高校で5年間、「現代史」という学校設定科目を担当しました。
そこでは、イラク戦争・パレスティナ問題など当時の世界の問題などもとりあげながら、現代を歴史的に見ていこうというものでした。多くの視聴覚教材を用い、レポートを課したり、考査では記述問題を増やし、さらには意見の交流もはかる双方向の授業をめざしました。
現在となれば、資料的内容もない代物ですが、こんな実践も行われていたという参考となればと思います。

テーマごとに、プリント(そのなかには生徒たちの意見も含む)と評価問題を公開していこうと思います。

0、ガイダンスプリント(’03年度のもの)

1,イラン戦争(2003年実施)

  1. イラクという国について見ていこう
  2. ビデオ「イラクとアメリカ 蜜月と敵対の20年」より(1)
  3. ビデオ「イラクとアメリカ 蜜月と敵対の20年」より(2)
  4. イラク問題についてのまとめプリント
  5. ビデオ「佐藤和孝が見たイラク戦争」(NTVニュースより)
  6. (考査問題)イラク戦争
  7. 考査・記述欄」のまとめとビデオについての感想

2、中東の歴史とパレスティナ問題(’02年度)

  1. パレスティナ問題はどうなっているのか?(1)
  2. パレスティナ問題はどのようになっているのか?(2)
  3. ユダヤ教とイスラム教
  4. パレスティナ問題の発生
  5. 中東戦争とパレスティナ難民
  6. 中東和平への模索
  7. パレスティナ問題についてのまとめ
  8. 「兵役拒否-イスラエル18歳の決断」と感想
  9. 評価問題

3,9・11同時多発テロ(’01年度)

  1. 同時多発テロと中東問題(1)
  2. 同時多発テロと中東問題(2)
  3. まとめプリント(考査時、持ち込み可)
  4. 同時多発テロについてのアンケートまとめ
  5. 評価問題

4、「映像の世紀」をもとに

 現代史の授業でもっとも多く利用したのがNHKの「映像の世紀」でした。映像の持つリアリティと適切な解説は、授業を一方的にしないうえでも、最高の教材でした。生徒にはかなり難しかったようです。

授業プリント

ビデオ内容をメモさせようとしたプリントですが、実際は、視聴のあと、私が説明して書き込ませることになりました。(2000年に用いたものが中心ですが、別の年度のものもあります)

  1. 第一次世界大戦(1)
  2. 第一次世界大戦(2)
  3. 1920年代の世界(1)
  4. 1920年代の世界(2)
  5. ファシズムの時代(1)
  6. ファシズムの時代(2)
  7. 第二次世界大戦(1)
  8. 第二次世界大戦(2)
  9. アジアの独立(1)
  10. アジアの独立(2)
  11. アジアの独立(3)
  12. 冷戦の幕開け(1)
  13. 冷戦の幕開け(2)
  14. 核の脅威(1)
  15. 核の脅威(2)
  16. ベトナム戦争と世界(1)
  17. ベトナム戦争と世界(2)

評価問題

 「映像の世紀」にかかかわって出題した評価問題です。

  1. 第一次世界大戦と1920年代の問題
  2. 第二次世界大戦への過程と結果
  3. アジアの独立
  4. 冷戦と核戦争の脅威
  5. 核戦争の脅威とベトナム戦争の時代

練習問題・生徒の意見など

  1. 第一次世界大戦のまとめ(練習問題)
  2. ファシズムの時代のまとめ(練習問題)
  3. 核戦争の脅威のまとめ(練習問題)
  4. ベトナム戦争の時代のまとめ(練習問題)
  5. ファシズムについて考える(生徒の意見
  6. ファシズム論への評価(生徒の意見)
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