かなり前に、夏季補習のために作成した プリントと演習問題をアップします。
必死で期末の採点が終わり、評価をつけ、考査後のイベントやその準備、後始末が終わると、夏季補習が数日後に迫っている現実に愕然として、必死で問題集や参考書をコピーし、ハードディスクの中から適当なプリントをつぎはぎした、やっと間に合わせた記憶があります。それだけ苦労して準備しても、集まるのはわずかな人数。それも日が経つにつれて人数が減っていく。でも、きっと日本史が必要な生徒がいるだろうと思いながら、毎年開講する。そんななかでつくった補習用テキストです。
頑張っている先生方に、ハードディスク内の昔のプリント程度に使っていただければと、５～６年前につくったテキスト用のプリントと問題演習プリントをアップします。
すでに別のプリントをみられた方はわかると思いますが、ミスや誤解の多い人間ですので、ご利用に際してはしっかりチェックをし、自己責任でご利用ください。
＜内容について＞
かつて勤務していた高校では、入試で日本史を使う生徒に対しても近現代史の授業が十分保障できなかったため、その分の補習が必要となりました。したがって入試を頭に入れつつ、授業内容もフォローする。選択で取っている生徒もいるという困った事態の中で行っていた補習です。
入試問題などは教科書順に出てくることは出てくることはまずないので、それぞれの時期を、その時期のテーマを中心にまとめてみました。
＜夏季補習用プリント＞
- 日本近代史の概略（1945年まで）
- 日本現代史の流れ（1945年以降）
- 自由民権運動・大正デモクラシー
- 日朝関係を中心とした近代史
- 明治時代の経済
- 中国との関係を中心とした近代史
- 大正～昭和の経済、戦時経済と国民生活
- 十五年戦争の進行、アジア太平洋戦争
- 戦後改革と世界
- 高度経済成長から「経済大国」へ