テーブルの下でスネを蹴ることも・・。

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小生のFBのシェア記事にいただいた忖度社会への書き込みに対する返信をもとに書いた文です。
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定年直前の頃には、高校現場、とくに歴史の現場でもすこしずつ「ものをいいにくい空気」が高まり、「このままだったら議会で追及されかねない」といった言葉で教科書の変更も余儀なくされました。当然、授業でのことばも慎重にならざるを得なくなり、「奴隷の言葉」や「言い訳のしやすい言い方」をせざる得なくなっていました。(なにしろ弱虫で、事なかれ主義の人間ですので)
その結果、とくに攻撃が激しいテーマなどについては「こんな考えもある」「こういう事実がある」「検定をとおったこの教科書にこういう記述がある」などという「勇敢でない」言い方が増えてしまいました。もう少し自信があるときは、「いろいろな考えがありますが(※できるだけ別の意見も紹介しながら)、ぼくはこの考えが正しいと思います」、という言い方もしましたが。
しかし、安保法制など憲法に関わるところでは、逆に「ぼくは公務員・教員になるとき、憲法を遵守しますという一札をいれて採用されたのだから、それにしたがって発言します、しなければ僕の与えられた職務に背くことになります」という前置きを置き、その言葉に合致しているか、恥じないかを考えながら話しました。
「勇敢にたたかうことはちょっと」という私ですが、黙りこむのではなく、テーブルの下で相手のすねを蹴る程度でもいいと思いながら、できるぎり事実を示しながら、授業をすすめようと思っていました。